インタビュー

全員が挑戦者。カルチャーを体現する2人が語る、若手がフォーネット社で働く醍醐味。

全員が挑戦者。カルチャーを体現する2人が語る、若手がフォーネット社で働く醍醐味。

製本印刷事業部 課長

三原 明浩 (Akihiro Mihara)

2007年にフォーネット社に入社し、製本印刷事業部の営業として大手出版社と幅広い顧客ネットワークを築く。2021年には製本印刷事業部 課長に就任。部下のマネジメントも行いながら営業部エースとして活躍中。

デジタル事業部 WEB開発チームリーダー

舩越 すみれ (Sumire Funakoshi)

大学時代は現代アート専攻の研究室にて、人間関係の二極化、マイノリティーの問題の社会的・文化的な構造について、ジェンダーの視点から考察し、主に映像・インスタレーション作品を作成。その後、未経験でシグレスト社に新卒入社し、デザイナー兼コーダーを経て、WEBディレクターへ。幅広い分野の知識やスキルを吸収し、 現在はチームリーダーへ成長。​

まず、新卒入社後の、ご経歴や今の仕事について教えてください。

三原: 私はフォーネット社に新卒入社してからすでに17年が経ちました。
もう若手ではありませんね(笑)。現在は、製本印刷事業部で営業として活動しています。
私の仕事は、出版社のニーズに応えられる最適な製本のソリューションを提供し、時にはそれを超えた付加価値を提案することだと捉えています。

舩越: 私は新卒でシグレスト社*(*2022年末にフォーネット社と統合)に入社し、2022年末からフォーネット社の一員となりました。
もともとシグレスト社へは、Webデザイナーを志望して入社したんです。
その後、コーディングやプロジェクトディレクションのスキルも習得し、今ではWeb開発チームのリーダーを務めています。
新たな挑戦の連続で苦労もしましたが、今こうして入社後の経験を振り返ってみると、デザインだけでなく、技術面でもチームを牽引できるよう成長したことが、私にとって大きな自信となっています。

お二人はなぜフォーネット社への入社を決められたのですか?

三原: 実は私の父が、製本業界に携わっていたんです。
そのため幼少期から、製本や出版業界特有の空気感といいますか、その環境に親しんで育ってきました。
その中でもフォーネット社を選んだのは、歴史ある産業の中で培われてきたのであろう誇りと、家族的な温かみのある雰囲気に惹かれたからです。
実を言うと製本や出版に対する直接的な興味はそこまで強かったわけではないのですが、人々が強く支え合いながら働く姿に憧れを持ち、ここでなら自分も長く成長できると感じました。
ただその後実際に働いてみて、この業界の奥深さと、「製本物」という形に残る成果物を創出する過程の充実感は、今この会社で働き続ける最も大きな理由かもしれません。

舩越: 私は就職活動時代、かなり幅広く色々な職種を考えていました。
大学では美術を専攻していたため、その経験と親和性がありそうだと思えるもの、たとえば音楽関係や服飾関係、Webに関わらずデザイン関係の仕事など、色々みました。
逆にWebデザイナーとしての経験はほとんどなかったのですが、将来的にクリエイティブな仕事に就きたいという想いで、自分の可能性を閉ざさずに見ようと思っていたんです。
そのような中でシグレスト社と出会った時、未経験からでも挑戦できる環境と、人々の温かさが決め手となり、入社を決めました。
またフォーネット社との統合も、私にとっては非常にポジティブな経験でした。
デザイナーとしてだけではなく、エンターテイメントを愛する一個人としても、新たなフィールドでの挑戦が待っていると感じ、わくわくしたことを覚えています。

入社してからの期待と実態に違いはありましたか?

三原: 実際に働き始めてみると、期待をはるかに超える楽しさとやりがいがありました。
フォーネット社の仕事の最大の醍醐味は、ただ製本を行うだけでなく、顧客と一緒になって最適な製品を創り上げる過程にあります。
出版社を中心とした顧客から「こんなことを妄想しているのだけど、フォーネット社で、なんとか形にしてもらえないだろうか」と相談をもらうことがよくあります。
私たちには、その妄想に応えるだけの技術とノウハウがあると自負しています。
そのような状況下で最適なソリューションを模索し続けているため、毎日が新しい発見と学びの連続で、この仕事を選んで本当に良かったと心から思います。

舩越: 期待以上の経験をしています。
特に、デザインだけでなく、コーディングやプロジェクトマネジメントにも携われるようになったことは、私にとって大きな成長の機会でした。
多様なスキルを身につけることができ、自分自身の可能性を広げることができたのは、フォーネット社ならではの環境があったからだと感じています。

これまでの仕事の中で印象に残っているプロジェクトや案件はありますか?

三原: 日本を代表する大手出版社と共同で開発したフィルムパックプロジェクトは、私にとって大きなターニングポイントでした。
これは日本中どこを探しても当時はまだなかった製本技術であり、このような取り組みのパートナーとして、あれほどの会社が私たちを選んでくれたこと、そしてそれを無事に形にできたことが何よりも誇らしかったです。
また、韓国からの輸入商材を取り扱ったプロジェクトも強く覚えています。
同じように偉大な出版社からのリクエストを受け、韓国の出版物を日本に輸入し、全国へ配送するという新たな挑戦がありました。
製本だけではなく、物流ソリューションまでまるごとフォーネット社が担うんです。
何屋さんなんだって感じですよね(笑)。
しかし、こうしたプロジェクトがあったからこそ、フォーネット社は単に製本を超えたパートナーとしての位置を築けているのだと思います。

舩越: 初めてディレクターとして関わったプロジェクトは、私にとって忘れられない経験です。
デザイナーとして活動していた時は、あくまで関わるのは社内の人たちです。
それがディレクターとしてクライアントの前に直接出てみると、これまで味わったことのない緊張感と、同時にやりがいを感じました。
またディレクターとしてプロジェクトをまとめる立場になると、デザインのことだけではなく、開発のこと、顧客のこと、これらを一通り把握している必要があります。
もう、本当に挑戦と勉強の連続でした。
それも当時はまだ、入社して2年目だったんです。
正直、任された当時は、新しいことに挑戦させてもらえる嬉しさ以上に「私にできるのか」という不安の方が大きかったかもしれません。
それでも、チームの仲間にたくさん支えられながらプロジェクトを完遂できたことで、多くの自信と経験を手にすることができました。
今でも私を支える財産です。

フォーネット社らしさや特有の雰囲気をどう感じていますか?

三原: フォーネット社の特徴は、何と言ってもその家族的な雰囲気です。
象徴的な話として、よく社長から「顧客に迎合するな」と言われます。
もちろん比喩的な話ですが、社内⇄社外や、上司⇄部下といった分け隔てをすることなく、対等な立場で最高のものを作り上げる精神が根付いています。
このような文化の中で、自分も成長できることを嬉しく思います。

舩越: 多様なバックグラウンドを持つ人たちが集まることで、フォーネット社は非常に豊かな文化を持っていると思います。
それぞれが尊重され、自由に意見を交わすことができる環境が、ここならではの魅力だと感じています。

「出版の、その先のステージへ」というミッションを踏まえ、これからどんな価値や提案を顧客に届けていきたいですか?

三原: 正直まだ、シグレスト社との統合のシナジーが本領発揮しているとは思っておらず、現場の私たち一人一人がその可能性を開拓していかなければならないと思っています。
統合を経て、これからは本とデジタルの融合による新しい価値創造を目指していきたいと思っていますし、製本とデジタルという異なる分野が融合することで、未来の出版に新たな可能性をもたらせると確信しています。

舩越: 統合を通じて、これまでにない新しい視点を顧客に提供できるようになりたいです。
製本や出版の知識が深まることで、ウェブ開発の分野でも新たなアイデアが生まれるはずです。
異なる分野の知識を融合させることが、フォーネット社の新たな強みとなるはずだと思っています。

若手社員として、次のキャリアをフォーネット社で考える方へのメッセージをお願いします。

三原: フォーネット社では、多様な事業部間の垣根を超えて挑戦できる環境があります。
自分自身の限界を超える挑戦を楽しみ、その過程で得られる達成感や喜びを存分に味わってください。
ここでは、その挑戦を全力でサポートしてくれる仲間がいます。

舩越: 多様な経験を通じて、自分の知識や価値観を広げることができるのが、フォーネット社の最大の魅力です。
異なる分野の専門家と協働することで、自分だけでは思いつかないアイデアや解決策に出会えます。
ビジネスパーソンとしても、一人の人間としても、自分を豊かに育てることができる環境があるので、ぜひ興味を持ってもらえたら嬉しいです。

全員が挑戦者。カルチャーを体現する2人が語る、若手がフォーネット社で働く醍醐味。

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